●(A24) 夕涼 ゆうすずみ 〇さりげなくもおおぞらに

 表題:夕涼(夏の月)
 読み:ゆうすずみ

 収録:(A)鈴蘭樂譜 41 成樂會 1928(S.3).7.5 ◎Copy=(P94)

 記譜:斉唱(伴奏付き) ニ長調 4/4

 インチピット:ドミソラソミ|ドドファミミ|

 曲:ルビンシテイン,アントン(Rubinstein, Anton Grigorievich)(1829-1894)[ロシア]
 詞:犬童球渓

 ※夕の星の歌(442)と同曲


[詞] ※鈴蘭樂譜 41より

1.さりげなくも大空に 月は澄めど夕立の
  あとを殘す夜のおも 端居涼しや此の夕べ

2.雨の後の草葉かげ 玉と見する夏の月
  しばしとまる螢かと 見せて涼しや此の夕べ

  ※庭の面はまだかわかぬに夕立の 空さりげなくすめる月哉
   雨すぎし庭の草葉の露の上に』暫しはやどる夏の夜の月


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